学生さんでも、社会人でも何かの知識を勉強するためにはノートに書くことは科学的に見ても非常に重要なことであります。
現代は、スマホやPCなど手軽にメモを取ることができ勉強が捗るという人もいますが、実際のところノートに書いた方が記憶に定着しやすいと言われています。
私も心理学の知識を勉強する中でiPhoneに感じたことなどメモを取りますが、それはちゃんとノートに復習として書いております。
人間の脳はスマホやPCみたいに簡単にポチポチと言葉を打つことだけでは情報処理能力が間に合わず記憶に定着しにくいと言われて、記憶には短期記憶と長期記憶が存在します。
短期記憶とは短期間でたくさんの情報を記憶することができ、勉強のテストや資格試験などでは有効に使えますが、短期記憶なのでいずれはほぼ忘れてしまいます。
そして長期記憶とは、言葉の通り長期的に知識を記憶することが出来るので例えば有名なYouTubeさんたちが視聴者との質疑応答でスパスパと答えることが出来るのは知識が長期記憶に定着している証拠であります。
さっきも言いましたが、スマホやPCで勉強するのは決してダメなことではありませんが私個人的は短期記憶したい人にはスマホやPCで勉強することをお勧めできるかなと思います。
逆に長期記憶に知識を定着したいのであれば、ノートに書くことをお勧めしていて今回は私が様々なノート術に関しての本を学んで実践してきてよかったなと思ったテクニックを皆さんにご紹介したいと思います。
すぐに実践できる内容なのでぜひ皆さんも使っていただけたらなと思います。
多くの人が間違ったノートのまとめ方をしている?
学生さんに多いかもしれませんが、ノートにまとめたり書くことって結論、自分がテストでいい点数を取るためですよね?
そして多くの学生さんは学校の授業で先生が黒板に書いている内容をそのままノートに写したり、きれいにノートをまとめたりする人がいますが、実はあれは間違っていると科学的には言われています。
その理由は、ただノートに書くだけでは自分の頭で考えていないから記憶に定着しにくいのです。
大事なことは自分の言葉でノートをまとめること。
なぜ自分の言葉でノートをまとめなくてはいけないのか?その理由は簡単で自分だけの記憶として定着するからです。
私が学生の頃、歴史の勉強で個性的な勉強をしている人を見かけたことがあります。
それはノートに絵を書いていたのです。決して絵はうまくありませんでしたが、武将の特徴を簡単に絵にして書いていたりその方のノートは悪く言えば雑にノートをまとめているようにその時の私には見えました。
でも彼は歴史のテストでは学年の中でいつもトップだったので、先生が黒板に書いていることをそのまま書いていないし、ノートを綺麗にまとめていないし、なんでこの人はテストの点数が高いんだろうと疑問に思ったことがありました。
そして今、私が科学的正しいノートの取り方を調べている時に「ノートは自分が分かればいい。工夫の一つに自分が覚えやすいイラストを描くと記憶に定着しやすい」といったノート術を教えている方が実際にいたのです。
その時に私はすぐ学生の彼を思い出し、彼は科学的に正しいことを学生の頃にやっていたのか!!と驚きました。
「ノートは綺麗にまとめるものではない」と多くの人が言っているように、
私も学生の頃はノートを綺麗にまとめた方が、達成感もあるし先生に「ノート上手にまとめているじゃん」と褒められたりするのが嬉しかったのでノートを綺麗に書いていました。
ただ、それがテストでいい点数を取れたのか。と言われたら話は別であります。
みんなに分かりやすいノートを書いたとしても、自分が一番勉強で役に立たないと意味がないですよね?
そのためにはオリジナリティなノートの書き方=自分なりの工夫が必要になってくるのです。
さっきの絵を書く彼のノートの取り方を話したように、自分の記憶に定着しやすいノートの取り方をすればいいので、周りから汚いノートだなと言われても自分だけが分かればそれでいいのです。
クイズ形式にノートを作ると記憶に定着しやすい
これは私が今も実践していることですが、ノートに自分が覚えたい知識をクイズ形式で作ることで長期記憶に定着しやすくなります。
やり方は簡単で、
ステップ1 ノートを半分に折って問題を作成する
※私が実際に作っている問題です。
こんな感じで作成したら次のステップ2は裏面に自分が作った先ほどの問題に対してどう説明するかを書きます。実際に作成したノートがこちらです↓
書きましたら、後はひたすら自分が覚えたいことを書きまくるだけです。
そして暇な時間な時に問題をランダムで声に出して答える練習を私はやっております。
これが実際に誰かと会話をする上で頭の中で考えなくてもスパッと答えることが出来るようになるのでめちゃめちゃお勧めします!!
勉強にも使えるし、コツはあまり長文な答えを書かないことです。
実際の会話においても長々と1つの話題に専門的に話されると相手は「なんかくどいなぁ~」とか「話が長いなぁ~」と思われがちなので、相手が「へ~!」とか「なるほどな!!」と思えるように短めに分かりやすく答えることを私は意識して書いております。
恋愛においても、例えば初対面の異性と上手く話せるようになるにはどうしたらいい?といった問題を作ったとしましょう。
そしたら私は、「あらかじめ話す内容をスマホにメモっておいて、もし会話が続かなかったりしたら見るようにする」とか「相手の好きな趣味に関して話を深堀して聞くことで相手は自分に興味があるんだ!と思うことが出来てあなたの好感度が上がります」といったことを答え側に書いておきます。
実際に私は恋愛系の相談に乗ったりするので、こういったことが実際の会話や電話で使うことが出来るようになります。
更に実際の会話で使えるようになれば、それは長期記憶として定着するので忘れることがほぼありません。
ちなみに上記のようなノート作りは、かれこれ1年ぐらいやっているので今や5冊ぐらいノートに問題を作っております。
もし心理学の知識を広めたい方や、本の知識を広めたい方にはこのノート作りは実践的に使うことが出来るのでかなり有益な情報だと思います。
ぜひ試してみて下さい。
ノートにメモを取るスペースを作ること
2つ目のノート作りのコツとして、例えば授業中に先生が黒板に書いている内容をノートに写しているとしましょう。
その時にやってほしいことは、後からノートに後付け出来るようにスペースを作っておくことです。
人間って、後々に読み返したりするともっと自分が覚えやすいような言葉だったり、新しいアイディアが生まれたり、考え方が変わったりする生き物なのでせっかく思いついたことは前回書いたノートに後付けしましょう。
後々自分が思いついたことって、そっちの方が記憶に定着しやすいしそういったことを繰り返すだけでも自分の脳はクリエイティブになり頭の回転が良くなります。
ほとんどの人がやらないと思いますが、自分の感覚的にいつもと違う発想が頭の中で思いついた時は私はスマホにメモを取ります。
そして時間があるときにノートにメモを見ながら問題を作る癖を付けています。
これが本当に昔の自分に比べれば、世の中のいろんな知識が頭に入っていることが実感出来ているのでやって損はないと思います。
あと、ノートにメモを取るときに吹き出しのようにして書くことで復習したときに一番目立つ吹き出しが目に入るのでこれも記憶に定着しやすいと言われているのでお勧めします。吹き出しとは→💭これ。
以上が今回の内容でしたが、ノートは自分がオリジナルに好きなようにやるのが一番いいです。
例えば、誰かのノートのまとめ方が好きだったらそれをただ真似するのではなく自分の考えを踏まえてノートをまとめることを意識しましょう。
そして自分が作ったノートを読み返したくなるようなノート作りが大切です。
あとは、いろんなノートの作り方を自分なりに試していって最終的にどれが自分に合っているかを探すこと。今回の内容は私がいろんなノートの取り方をやってみて一番よかったテクニックを紹介しました。
ぜひ皆さんも試してたくさんの知識を学び、人生をより良いものにしていきましょう!!
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