不安や心配事などで常に頭がいっぱいな人は、脳機能や脳の人格を知ることで心が楽になるお話を紹介したいと思います。
皆さんもこの記事を見ていると言うことは、おそらく不安だらけでそれを何とかしたいはずですよね。
不安を対策する方法は調べればいくらでも出てきますが、そもそも不安が起こってしまう原因に脳はどう反応しているのか？
不安で頭がいっぱいの状態の時って脳はどうなっているの？
こういった状態を説明している人はあんまりいませんので、私が皆様に分かりやすくご説明したいと思います。
まず紹介する前に読んでほしい本があり、こちらになります↓
奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき ジル・ボルトテイラーさんが書いた本になります。
アメリカ脳科学者であり、ご自身が脳卒中を経験しそこからリハビリでの回復過程で「右脳と左脳の機能の役割」などを発見し自分の経験を元に脳の機能に関して詳しく書かれています。
これは読んでみれば分かりますが、この記事を読んでくださる人にはすごく助けになると私は思います。
ぜひ気になった方は読んでください！
さて、本題に入りますがまず右脳と左脳はどんな役目をしているのかをその両方のマインド説明したいと思います。
右脳マインド「人格」
深い安らぎと愛のこもった共感「右脳の基本的な特色です」
現在の瞬間にしか気にしない
ありのままの物事を受け取り、そこにある物事を事実として受け止めることができる
楽天的で、感謝の気持ちでいっぱいになる
良かった。悪かった。正しかった。間違っているなどの判断は右脳はしない
社交的であり冒険好きである
世の中の決められたルールには縛られることがない
創造的であり、運動にも機敏に反応することができる
直感的に物事を判断することができる
過去や未来の不安によって身動きが取れなくなることはない
これが右脳マインドであります。
左脳マインド「人格」
基本的な左脳マインドは外の世界と意思を通じ合うためのツールである
あらゆるものを分類し、組織化し、判断し、批判的に物事を分析することができる
理論的、合理的であり、記録するのに全く抵抗なく働くことができる
完璧主義者である。真面目、管理者
正しい、間違っている、良い、悪いで判断する
財務や経済を重視する
複数の仕事(マルチタスク)を普通にこなすことができる
大量の情報を処理するのが得意→右脳は混乱してしまうからゆっくり処理する
ナルシストである。自我が強く頑固で自分大好き
物事を作り上げる能力に長けている
空間を埋めてしまう能力がある(もしも○○だったら？)
これが左脳のマインドであります。
右脳、左脳はそれぞれの特性がありここまで聞いて「こっちがいいな。」って思った方は左脳が強い傾向があります。
逆に「右脳にはこういうのがあるんだ！左脳にはこういうのがあるんだ！」と考えられると右脳が強い傾向があります。
つまり左脳は良い、悪いの判断を付けたがって、右脳はどっちにもいい所があるよねと両方の意見を聞くこと受け入れることが出来ると言われています。
そして私たちは右脳、左脳両方の特性は生きていく中では非常に重要だと言われており、
例えば、右脳だけになってしまうと「ずっとぼけっとした感覚になってしまう」
逆に左脳だけになってしまうと「ロボットみたいにくそ真面目になんでも取り組み他人の意見は聞かない。」みたいな感じになるんです。
なので右脳と左脳のバランスが取れていることが重要になってきます。
今の現代の人たちは右脳、左脳どっちが強いの？
現代の人たちは、比較的に考え込んでしまう人や不安に襲われてしまう人がすごく多いのです。
そしてこの原因が左脳の特性が強く影響していることが分かっています。
更に、左脳には悪い特性があり
それは「自分で物語を作ってしまう」こと、また「空白を埋めてしまう」ことなんです。
つまり被害妄想がひどく、
例えば、「もし明日地震がきたらどうしよ。」とか「親が急に死んじゃったらどうしよ」みたいなことを「左脳が物語を作ってしまうのです」
これが私たちの心を襲ってしまう左脳の悪い特性でもあるのです。
皆さんは自分が考え込むからいけないんだ！と思いがちですが、実はそうでなく私たちの左脳がそういった特性を持っているので強制的に物語を作るように仕組まれていると考えてみてもいいと思います。
なんとなく分かりましたか？
なので自分を責めるのはやめましょう。と言うことです。
どうしたら解決できるか？
脳の働きの性質上しょうがないとまずは受け止めて下さい。
身振り手振りを使いながら、思考するのをやめるように脳に言葉に発して説得することが大事で、
例えば科学的にも有名な不安をノートに書きまくる。あるいは今日、ポジティブな出来事を3つ日記としてノートに書く。
こういった対策が一番良い方法なのではないかと思います。
他には、
もう1人の自分が喋っていると思って聴き流す、感情移入しないこと。
これは感情コントロールと言って、感情と自分を切り離すことがとても重要になってきます。
詳しくはこちらをご覧ください。↓
他には、
マインドフルネス 自分の身体に集中する 変化を観察する
↓こちらにお手本のような本がありますのでぜひご覧ください。
以上が解決策となりましたが、最終的には私たちの左脳は生まれ持った特性なのでどうすることもできない。仕方がないんだと割り切る必要が出てきます。
大事なのは、左脳の特性が出てきたときにちゃんと対処できるかどうかです。
これが一番大事だと言っても過言ではありません。
対処さえできれば、怖いものはありませんよね。
だから放置せず、自分で解決しようとせず、
いろんな情報をいろんな人から手に入れて、時には病院に相談したり、誰かに愚痴を聞いてもらったりして自分の心を楽にさせて下さい。
今回は難しい話でしたが、不安は必ず起きてしまう物なので
今回の右脳、左脳の特性を理解し、しっかり対策して行ってください。
困ったらいつでも私が相談に乗ります。
コメント