会話の中で異性と上手く話すことが出来なかったり、会話が盛り上がらなかったり、途中で会話が途切れてしまい頭が真っ白になってしまう。など雑談する上でいろんな悩みがあると思います。
その対処法とは結論、「質問をしないで決めつけることです」
今回はこの質問をしないで決めつける会話術を紹介するので、これだけマスターしてもらえれば他の会話術を勉強する必要がありません。と言えるぐらい会話が続きます。
まず、なぜ質問してはいけないのか?
それはコミュニケーション能力がない人って、そもそも質問してもそこから会話を広げることが出来ないからなのです。
その例として、コミュ力がない人が質問攻めするとこうなります。
男「出身はどこですか?」
女「○○県の○○に住んでいます」
男「そうなんですね。趣味は何かありますか?」
女「○○が今はまっていることです」
男「へーそうなんですね。兄弟はいますか?」
みたいに、これは悪い例えです。
実際にこんなことは自分はしないだろうと思っていても、異性と話すのが苦手な人は緊張して無意識に「しっかり、ちゃんと話さないと!!」と思ってしまい、こういった質問攻めばかりして結果的に会話を広げることが出来ないのです。
この単発の質問って、相手にとってもつまらなく感じてしまうし、「会話が楽しくない」=相手の印象が悪くなってしまう結果に繋がります。
なので会話が苦手な人は、質問を自分からしないことを意識してみて下さい。
そして質問する変わりに「決めつける」っていうことを試してみましょう。
例えばこんな感じです。
男「もしかして東北出身ですか?」
女「そうですよ!なんで分かったんですか?」
男「ちょっと訛っていた感じに聞こえたので何となく東北出身かなと思いました(笑)」
女「実は私の実家はド田舎で雪もかなり降るんですよ」
男「僕も去年、冬に東北に遊びに行ったことがあって、もしかして秋田県出身とかですか?」
こんな感じで、相手の出身を決めつけることで会話が広がっているのが分かりますか?
その他にも、
男「絶対にお兄ちゃんかお姉ちゃんいるでしょ?」
女「なんで分かるんですか?姉がいます!」
男「わがままそうだし、末っ子かなって(笑)」
女「ひどっ(笑)○○君は兄弟いますか?」
こんな感じで、お兄ちゃんかお姉ちゃんいるでしょ!と決めつけることがポイントになります。
これが話が盛り上がる流れになりますが、なぜこの流れが話を盛り上げてくれるのかにはちゃんと理由があります。
それは「決めつけられて間違っていると、人は訂正せずにはいられない」と言うことです。
つまり会話の中で、わざと間違っていることを決めつけて言うことによって「相手の具体的な訂正を引き出すことが出来るわけです!」
例えば、「部活は何してました?」よりも「もしかして部活バレー部とかしてました?」と言った方が、相手が「え?違います。テニス部でした。なんでそう思ったんですか?」みたいに聞いてくれて、
「なんかバレーやっている所、つい想像したらめっちゃ運動神経良さそうだなって思って、でもテニスでも強そうな感じするね(笑)」みたいに話を盛り上げることが出来ます。
仮に、決めつけて当たっていた時の例として、
女「○○君って身長180センチぐらい?」と言われたら
男「え?なんで分かったの?(笑)」
と話が盛り上がるので大丈夫です。全く心配もする必要がありません。
そしてこれらの会話術は心理学では「コールドリーディング」と言われ、占い師が会話手法でよく使われているテクニックなんです。
例えば、「おそらくなんですが、最近気になっている異性とかいませんか?」と何も知らないのにあたかも自分の何かを知っているかのように聞いてくるこれが占い師がよくすることで、占いをやったことがある方は何となく分かると思います。
実はこれも決めつけた質問なんですよね。
また、この決めつけることには例え、当たっていても外れていても「なんでそう思ったのか?」という「決めつけられた理由を知りたくなるので」無限に会話が続くのです。
そして決めつける際に「あなたが何でそう思ったのか」を説明する時に2つの選択肢があります。
それは「褒めること」と「ディスること」この2つになります。
褒めること
相手を褒めることって実はコミュ力がある程度ないと結構難しいのです。
例えば、空気も流れも読まずに「目が大きくてかわいいね」とかつい言ってしまう人いると思いますが、こういった「ぎこちないことを」言ってしまうと好意がバレてしまったりして、
相手はまだ自分に好意を抱いているか分からない状況だと、「この人、私のこと狙っているのかな?」と思われて距離を置かれる原因になったりします。
でも、決めつけるやり方をすることで褒めたときに間違いなく相手に喜ばれます!
例えば、
男「九州出身でしょ?」
女「違います、○○出身です(笑)」
男「そうなんだ(笑)目が大きいから南の方かと思って、、」
みたいに「理由を説明するために言う必要があったので言った」といった感じを出しながら、自然に相手を褒めることが出来るので、話が面白い&しれっと褒められるのであなたの好感度は間違いなく上がる傾向になるわけです。
褒めるパターンはいくらでも作ることが出来るので、自分でノートに褒めるリストを作って「決めつけて、その理由を説明するときに褒める」↑上記で書いた男女の会話感を出しながら作ることをお勧めします。
決めつけてディスる
これはお笑い芸人が笑いと取るときによくやる技術と言われています。
例えば、
男「絶対にお兄ちゃんかお姉ちゃんいるでしょ?」
女「なんで分かるんですか?姉がいます!」
男「ちょっとわがままそうに見えたから、もしかして末っ子かなって(笑)」
こういった感じでがっつり相手をディスったら嫌われてしまうので、事前に決めつけて言うことによって冗談っぽく言うことが出来ます。
そして相手をディスることって、よっぽど仲が良い関係じゃないと言えないんですよ。
普通に考えてそうですよね。
初対面の人にいきなりディスられたら「なんだこいつ!」ってなりますもんね(笑)
ただ、さっきのやり方だと「理由づけの際に冗談っぽくディスることが出来るので」一気に相手の潜在意識に親近感を持たせることが出来るのです。
すごいテクニックですよね(笑)
これがモテる人は無意識に出来ているんだと私は思います。
以上が無限に続くトーク術を紹介しましたが、これは練習が必要になります。
コミュ力って皆さん、遺伝だとか環境のせいにしがちですが、そんなことで自分を責める必要はなくコミュ力は技術になります。
スポーツと同じように、練習すれば上手になる。コミュ力も同じです。
なので、たくさんの人と会話することが一番短期的にコミュ力を上げられる方法になりますが、それが無理な方、例えば私のように会話する相手すらいないとか。
そういった人は、独り言を自分の1人の空間で話すことをお勧めします。
1人で話すときは、誰も見ていないのでいくらでも失敗が出来ますし、1つの話題を提案してそれについて何分間は絶対に話すようにする。みたいな感覚で私は練習していました。
これが、実際に誰かの悩みに答えられるようになったり、自分が「今までの自分なら言えなかったことがスラっと言えたな」と感覚的に感じることがいつか来ます。
セルフトークと心理学でも言われているぐらい、重要な練習方法なのでぜひやってみて下さい。
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