感情や衝動に飲み込まれないためにはどうすればいいのか紹介したいと思います。
感情や衝動って、自分では冷静にこうすればいいのに…。と分かっているのに中々出来ないのがコントロールの難しいところでもあります。
例えば、タバコをやめると決めていたのに何かのきっかけがあれば気付いたら吸っていたとか。
仕事に行かなきゃいけないのにサボって自分の好きなことをしてしまったとか。
そういったことも感情や衝動に飲み込まれてしまっている証拠になります。
そしてこれらを直すためには何か特殊なことをしなければいけないのか?など難しいことは全く必要なく実にシンプルな方法になります。
当たり前なことを当たり前にやっていくことが感情と衝動を抑える唯一の方法でもあるのです。
なので、皆さんも自分の感情や衝動に飲み込まれないようしっかりと今回紹介する内容を参考に実践してみて下さい。
間をおいて冷静になること
まず、感情や衝動に飲み込まれていること言うことは、簡単に言えば自分の本来の意志で行動していないと言うことになります。
つまり、自分だけの問題ではなく例えば夫婦関係でパートナーにイラついて手を出してしまった。
これは自分だけの問題ではなく、他人が影響していますよね。
つまり私たちが飲み込まれてしまう原因には、必ず飲み込まれてしまうきっかけが存在してきます。
なので、まずはその状況を客観視して向き合うことが大切になってくるのです。
例えば、自分が感情的になってイライラして他人に暴言を吐いてしまった時は、自分の感情に飲み込まれていますよね。
だって本来、イライラしている感情に気付くことが出来れば相手に暴言を吐く前に物事を冷静に考えることができ、「あ、自分は今イライラして相手に攻撃的な言葉をかけようとしていた。」と考えることが出来ます。
なのに、ついつい言ってしまうことは皆さんも経験があるように、それこそが感情に飲み込まれてしまっている証拠なのです。
でずが、すべての自分の感情をコントロールすることがかなり難しいです。
なぜなら、自分の体調によっても変わりますし、ストレスやメンタルによっても大きく影響してくるからです。
それを全部コントロールできる人間はこの世の中には存在しないと私は思います。
なので、どうしていけばいいのかと言うとさっきも言った通り、「一旦、間をおいて冷静に考える」必要があります。
そして「冷静に物事を判断できるようになったら合理的な行動を取りましょう。」
例えば、相手を怒鳴ってしまった。これはもうやってしまったことなので、過去に戻ることは出来ません。
では、考えるべきことは「あ、私はなんてこと言ってしまった。」とか「自分はなんて最低な人間なんだ」と考える必要はなく、
今、合理的な考えは「相手に謝ること」ですよね?
誤って和解をしたり、仲直りすることの方が今の状況を考えるとやるべきことだと思います。
そして「謝ることは無料なこと」なので、もし誤って相手が逆にキレてきたとしても、謝らないよりは一旦、謝っておくことは大事ですよね。
ここまでの一通りの流れを話しましたが、感情や衝動に飲み込まれないようにするには、まず物事を冷静に判断するためにひと息ついて冷静になること、
そして冷静になれたら物事を合理的に見ること。これが出来れば感情と衝動をある程度抑えることが出来ます。
しかし、これが出来ない人もいるのでまだ諦めないでください。
感情と自分を切り離すテクニック
感情に流されると言うことは例えばどういう事があるのか。
例えば、恋愛において相手のことが好きだとしましょう。
でも相手には大切な恋人が存在しています。そして結婚の予定もあります。
こういった時に、普通なら好きな人だけど諦めて幸せになってほしいと願うのが合理的な判断ではないでしょうか。
しかし、こういった状況でも自分の感情に流されてしまうと、「それでも諦められない。だって私は彼のことが大好きだから」と好きなんだから仕方がないと。
これは感情に飲み込まれている証拠になります。
この人を私たちが客観的に見ると、気持ちはすごく分かるじゃないですか。
だってこんなにも相手の事が好きなのにそれが叶わないのは、非常に残念だと思いますよね。
でも、客観的に見ても「絶対に諦めて次のいい人を探した方がいい」って皆さんも思いませんか?
こういった風に客観視できると、物事を冷静に判断出来るので「自分は今、感情に飲み込まれていた」と言うことが分かってくるのです。
そして科学では感情よりも理性が大事なんだと言っているように、
私たちの幸せは、もちろん感情があった方が幸せを感じることは多いと思いますが、しかし感情に飲み込まれてしまって自分の意思決定力とか物事の判断能力がぐちゃぐちゃになってしまって、うまくいかないことがあるので、
理性を保つことはとても重要なのです。
例えば、怒る必要のないときに怒ってみたり、それは本当に自分にとって必要ではない物を買ってしまったり、ギャンブルで一日2万と決めていたのに気づいたらATMにお金をおろしに行ってたり、
これもすべて感情に飲み込まれているからこういう結果を生み出してしまうのです。
だからこと感情と自分を切り離すように、
物事を冷静に考えたら、怒らなくて済んだ!!
物事を冷静に考えたら自分にとって必要ではない物を買わなくて済んだ!!
ギャンブルで2万負けたら絶対に今日は帰ると決めたから、無事に帰れた!!
これらが、合理的な判断だと私は思います。
ここまで話しましたが、本当に感情と衝動に飲み込まれないようにするのにはかなり難しいとされています。
依存みたいな感じて、自分をコントロール出来ない人は世の中にはたくさんいます。
なので、まずは生活習慣を見直すこと。規則正しい生活をすること。
運動、睡眠、食事をちゃんとすること。これが当たり前ですが大事ですよね。
これが出来ていない人は、今回紹介した内容を実践してもたぶん自分の感情に飲み込まれるでしょう。
私がそうだったように。
なので、人間はいきなり変わることは出来ませんので地道に改善していくしか方法はないのです。
理性を大切にする
客観的に考える
合理的に見る
いったん離れて見る
この4つを意識してもらって、これから生活してみて下さい。
変わることが出来ればあなたの人生は大きく変わると私は信じています。
コメント