皆さんこんにちは。
今回は心理学で言うカバートアグレッションについて紹介したいと思います。
皆さんの周りにはこんな人はいませんか?
陰で愚痴を言う人。いい人の振りをして実は性格が最悪。
などこういったサイコパス的な人はいませんか?
実はこういった人をカバートアグレッションと呼び「いい人の振りをして攻撃してくる」人のことを言います。
例えば、周りから見るとすごくいい人に見えるけど実は裏で他人の悪口を言いまくっているとか。あるいわ、1対1になったときにその人から悪口を言われたりするとか、何か嫌なことをしてくるとか。
こういった自分だけが苦しい状況になって、周りの人から見ると自分とその攻撃してくる人は「仲が良いよね~」と見えてしまいます。
なので誰も助けてくれないし、自分が攻撃されていることすら気付いてくれない状況を作るのがとても上手!!
これがカバートアグレッションになります。
被害を受けている人からしてみると、本当に最低な人間でございます。
こういった人たちをどう対処していけばいいのかを今回紹介する内容をしっかり読んでいただくことで対策できますのでぜひ最後まで読んでもらえたらなと思います。
まずはっきり言って僕たちにとっては本当に面倒くさいタイプの敵になります。
例えば、上司が皆さんのことを評価してくれて階級を上げると言っているのに、カバートアグレッションの人は、「確かに彼はすごく頑張っていますが、今階級を上げるより上司のキャリアの方が大事だと思いますので、変に階級を上げて部長の評価が下がるようでしたら今の体制を維持して体制を確保した方が、きっと彼も最終的には上司に貢献できたと思って喜ぶと思います。」みたいな…
どっちをとってもいい奴に見えてしまうのがカバートの特徴であります。
まずは、こういう人を見かけたら絶対に個人情報は教えてはいけません。
また自分の感情を伝えてしまうと、変に利用されて攻撃されてしまうのでただ共感してあげるといった方法もありますが、まずはどういった人がカバートになりやすいのかを紹介してからカバートアグレッションの対策を紹介したいと思います。
1.カバートアグレッションは彼氏、彼女、奥さん、親戚に多い??
皆さん、実は私たちの身近にもカバートアグレッションが潜んでいる可能性があるのです!
それは彼氏や彼女、奥さんや親戚に多いと言われており例えば、話してはいけないことを「あれ、この話って話しちゃまずかったっけ?」「ごめん。私全然知らなかったの…。」みたいな、
本当は知っているのに、こういう周りに言っちゃいけないことを平然と言ってしまうのがカバートの特徴であります。(彼らはムチを予想して恥ずかしいこと、失敗などを暴露してくるのです。)
(1)被害者を装って相手の罪悪感を誘う
普通であれば相手を攻撃するだけなのに、カバートアグレッションは「余計なお世話をしてくる」傾向があります。
そしてメンヘラにも多く、何にもしていないのに被害者ポジションにいて彼らはどういう行動をするのかというと、
「相手を悪者にする」→そして彼らはそれが悪いことだと1ミリも思っていません。
まぁ、無意識にやっていることなので当然っちゃ、当然なことですよね。
この「余計なお世話」って僕たちによっては本当に面倒くさいし、自分の時間が削られてしまいます。
みなさんもそんな経験ありませんか?
急ぎたいのに!なんでそんな関係のない話を今するのよ!とか
1人になりたい状況にたくさん話しかけてくる人とか、
カバートではなくても余計なお世話は本当に面倒でございます。
(2)相手をコントロールしてしまう
例えば夫婦関係でよくある例ですが、「(奥)いつも仕事以外で、付き合いとか飲みに行ったりしてるけど私の事はいつも2の次なんだね。あなたの仕事が忙しいことはもちろん分かっているんだけどね。」
これ、皆さんには意味が分かりますか?
実はこういうことを言われると、責めることもできないんですよね。
なぜなら関係が終わってしまうからです。
これが相手をコントロールするために、責めることもできない。断ることもできないような憎たらしい言い回しをカバートは平気でしてくるのです。
怖いですよね~。
一見、そうでもなさそうにも見えますが、被害を受けている本人からすると結構きついと思います。
2.カバートアグレッションの特性とは?
実は科学的にカバートアグレッションには7つの特性が存在します。
「特性1」無垢、無知、混乱を装う
これはどういうことかというと、自分が本当は全部知っているくせに「知らなかった」「内容が理解できなくて」と知ったかぶりをします。
そしてこれがどんな時に起こるのかというと、
1.絶対に確認しているはずなのに知らないふりをする
2.物覚えが急に悪くなる
つまり彼らは都合のいいところばかりに目を向け、相手のことなんて正直どうでもいい。と考える傾向があるそうです。
なので知ったかぶりが多い人はカバートの特性を持っているかも知れません。
「特性2」直球の質問には答えない
これは回避傾向と言って、自分が悪い人に見えたり、答えづらい質問などには一切答えない傾向があるそうです。
つまり彼らは【現実逃避】がめちゃくちゃうまいのです。
これをされると、もはや相手を信用、信じてはいけません。
何を考えているのかも分からなくなってくるはずです!
「特性3」誤解を生ませる嘘をつく
人間は嘘を付く生き物ですが、カバートは「相手をボカしたり」「言い忘れた」など誤解を招くような嘘を付きます。
憎たらしいですよね、、
こういう人にはやはり近づかないことが一番の方法なのではないかと思います。
嘘を付くのはダメですが、世の中にはいい嘘だって存在しますよね。
相手が喜んでくれるならちょっと話を盛ったっていいでしょうし、サプライズで嘘を付くのだっていいと思います。
ただ、こういったカバートのような嘘は皆さんは付かないようにしましょう。
「特性4」急に怒こってマウンティングをしてくる
これは相手を怒こることで、相手のことをコントロールしようとしています。
例えば、わざと相手を怒鳴ることで自分の有利なポジションに持っていくとか。
または女性に多いですが、ウソ泣きをします。
女性の演技が上手いと世の中の男性はかなり騙されるのではないでしょうか。
こういった風に相手を操作したり、コントロールするのですが、上手くいかないときに相手に対して怒鳴ったり、泣いたりする傾向が強いそうなので気を付けましょう。
あと、怒る場所が基本的に1対1ではなく、第3者が居る場所でするそうなんですよ。
例えば、タクシーとか飲食店。
これを考えるともはや普通の人ではありませんね、、
「特性5」被害者を装って責任逃れをする
その場の環境や状況によって「私は犠牲者です!」という風に協調して相手の罪悪感や同情を飼うそうなんです!
さすがにやばくないですか?
例えば、恋愛で何かのイベントが急に都合が出来て行けなくなったとしましょう。
そうすると彼女さんは、急に泣き始めて「楽しみにしてたことなのにそうやっていつも行けなくなるとか最低!!わぁーー」みたいな、
今回、初めて都合が出来てしまって行けなくなったのに、こうやって「いつも!」と毎回やっているような言葉を使ってきます。
また、、すぐ泣きます。
簡単に言えば面倒くさい人です。
「特性6」正当化と矮小化
正当化とは、「自分はあなたのためにやっているんだから私は間違っていない」「自分はあの時、知らなかったから間違っていない」これが正当化です。
矮小化(わいしょうか)とは、「本当は大きい事なのに、わざと小さくする」比較みたいなものです。
例えば、大きな成功に対して「それって対したことじゃなくない?」とか、「そんな小さな成功って成功って言うのかな?」みたいに自分のことを棚に上げて物事を小さくする傾向があります。
こういう人たちは頭がとても良いと言われています。
なので口が上手く、ほとんどの人達がやっている事じゃなくて、言い方に注目してしまうから騙されてしまうと言われています。
「特性7」罪悪感と恥を使う
これはネガティブな感情を使って相手をコントロールしようとします。
例えば自分の個人情報を使って、嫌味ったらしく言ったり
あるいわ失敗や恥ずかしいことを言って、「私はあなたにこう言われて傷ついたけど、でも私は今まで信じてついてきた!」みたいにわけのわからんことを言います。
こういった人にはシンプルに相談してはいけないと言うことです。
以上が7つの特性でしたがいかがでしたでしょうか?
カバートは、ぱっと見で判断が難しいのが厄介なところです。
長く付き合えば付き合うほど正体を出してくるので皆さんもカバートアグレッションには気を付けてください。
今回は以上になります。バイバイ、、
コメント